2016年から住んでいるマンションの室内に飽きがきていたので夫婦で「気分転換に壁紙を変えたい」となり、大きい工事はしたくないけど良い方法はないかインターネットで調べたところ、ニトリの「貼ってはがせるシール壁紙」というのがあり、これが良さそうだったので実際に買って貼ってみました。貼ってみて1年以上経過しますが大満足でおすすめなので紹介します。
壁が真っ白だとシンプルで良いですが飽きますよね。
実際の我が家の壁がこちら↓でした。
それが今はこんな感じの雰囲気になっています。印象だいぶ変わりますよね。
今回購入したニトリの「貼ってはがせるシール壁紙」の「ストーンGY」という柄でコンクリート打ちっぱなし風のデザインです。特に工事など不要で、白壁の上から貼るだけで簡単に利用できるのが特徴です。
ニトリ公式サイトのネット通販で購入することもできますが、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」といった通販ショッピングサイトで購入する方がポイント還元がありお得です。我が家もYahoo!ショッピングで購入しました。
壁一面に利用するとなると、数本まとめて買う必要があります。その場合、在庫数によっては売り切れになったりするので在庫余裕あるうちに購入することをオススメします。
【先に確認しておこう】ニトリのシール壁紙が”貼れる壁”と”貼れない壁”
シール壁紙自体、素材が以下でできています。
■材質
表面:塩化ビニル樹脂
裏面:アクリル系樹脂
剥離紙:紙
多くのマンションは「一般ビニル壁紙」だと思うので基本は問題ないはずですが、貼り付け予定場所の材質により、貼れる壁と貼れない壁がありますので、事前に必ず確認しておきましょう。
【貼れる壁】
- 一般ビニル壁紙
- ツヤ有り塗装面
- ベニヤ板
- 石膏ボード
【貼れない壁】
- 織物壁紙、繊維壁
- ツヤ消し塗装面
- 化粧合板
- 天井用化粧石膏ボード
- 土壁、砂壁、しっくい壁
- 浴室
- 屋外
- はっ水コート処理された壁紙
- 汚れ防止処理された壁紙
- はがれかかっている古い壁紙
- 照明器具、暖房器具などで高温になる壁面
ニトリのシール壁紙を貼るのにかかった時間と費用
貼るだけといっても壁一面となると、どのくらいの時間かかるのか、また一人でできるのかなど子供が小さいご家庭では子供に他のことをして待っててもらう必要があるため気になるでしょう。
我が家の今回の作業範囲とかかった時間・費用は以下のとおりです。
所要時間は所々でお菓子をあげたり子どもたちの相手をしなければならないときがあり2時間近くかかりましたが、そういったことを除いた実作業は1時間半くらいだと思います。
【目安】
- 作業範囲:横2.5m×縦2.1m(素人採寸の概算)
- 所要時間:約1時間半〜約2時間
- 作業人数:妻と二人
- 費用概算:9,229円(税込)
では実際にシール壁紙を貼り付ける際に必要なことを紹介します。
ニトリのシール壁紙の貼り付けに必要な道具
シール壁紙に使った道具は以下です。
- 踏み台(または脚立) 参考価格:自宅に合ったもののため不明
- シール壁紙45cm×250cm ×5本(ニトリ) 参考価格:1,518円(税込)
- 粘着タイプカベ紙貼りセット(アサヒ・ペン) 参考価格:1,419円(税込)
- メジャー(3m以上の) 参考価格:110円(税込)
- ペン(目印を付ける用) 参考価格:110円(税込)
踏み台(または脚立)
踏み台は20-50cm程度のものがあれば十分です。脚の短い脚立でも問題ありません。
シール壁紙45cm×250cm ×5本(ニトリ)
我が家で購入したストーン柄です。1本税込1,518円で予備含め6本購入しました。
色 | グレー |
主な素材 | アクリル系樹脂 |
剥離紙 | 紙 |
安っぽいという口コミもありましたが普段の生活では壁から1m以上離れているので、その距離から見ると安っぽいさもなく全く違和感ないです。
ちなみに近くで撮影した画像も貼っておきますが、近くで見ても我が家ではそこまで安っぽさは感じませんでした。
ちなみに左の画像にはつなぎ目も実はあるのですが、目立ちません。
ニトリのシール壁紙で他の柄は試していないのでわかりませんが、このストーン柄がつなぎ目や本来の材質が良い意味で目立ちにくいというのもあると思います。
我が家ではpopIn Aladdin 2というプロジェクターを利用していますが、プロジェクターを投影してもばっちり見れますよ。
粘着タイプカベ紙貼りセット(アサヒ・ペン)
ネットで調べると以下が便利で良いということだったので購入しました。
以下がセットになっています。
【セット内容】
・おさえヘラ(180mm):粘着タイプのカベ紙のシワのばしや圧着に使います。
・ステンレスカット定規(220mm):カベ紙のカットに使います。
・おさえローラー(32mm):カベ紙の継ぎ目やコーナー部分を押さえる時に使います。
・カッターナイフ:カベ紙をカットする時に使います。
これは貼り付け作業ですべて使ったため、本当にすべて必要でセットで購入しておくのが便利です。
メジャー(3m以上の)
これは長さを図るのに使いますがシールに切断する目印を付ける程度で出番はすくなかったです。理想は壁以上の長さですが、1m程度のメジャーしかない場合は、最初だけ面倒ですがそれでも何とかなると思います。
ペン(目印を付ける用)
ペンは道具として漏れていたのですがシール壁紙を開梱した際、目印付けにペンが必要であることがわかり用意しました。
マッキーの油性ペンも合ったのですが滲みそうで不安だったので水性のにじみにくいペンにしました。
シール壁紙の貼り付けのポイント
シール壁紙の貼り付け作業をしてみてポイントかなと思ったことを記載します。
実際に貼り付けをするためのコツはまとめている方が多いので、子供が複数名いる家庭の父親という視点でポイントを記載します。
- (できる限り)1名ではなく2名で行う
- 子供が2時間ほど大人しく待てる仕掛けを準備しておく
(できる限り)1名ではなく2名で行う
1名でできないことはないのですが2名で行った方がきれいに貼り付けができると思います。理由は、上下に曲がっていないかなどを確認する際、1名だと確認がしずらいのですがもう1名いれば確認をしてもらえます。また、作業効率も2倍まではいかなくとも分担しながら行うことで効率的になっているので1名で行っていれば2時間から3時間くらいかかった可能性もあるなと思います。
子供が2時間ほど大人しく待てる仕掛けを準備しておく
子供が来てしまうと作業が滞るので子供に大人しくしてもらうための仕掛けが必要です。我が家はおやつの時間前に開始し、おやつと子供向け動画を視聴してもらうことで我慢してもらいました。
そして作業前と完成形は以下の通りです。
1ヶ月おいて剥がれなければ他の箇所も貼ろうと思っていましたが、全く剥がれず1年以上経過しました。
コンセント周りの貼り方
コンセント周りは一度カバーを外すときれいに貼れます。
最後に:ニトリ以外のシール壁紙とも比較
最後に失敗談です。
ニトリのシール壁紙よりも安価なシール壁紙を購入してみたのですがこれは完全に失敗したと思いました。
下の画像をみてもらうとわかるように、シール壁紙自体がニトリと比べ薄いようでつなぎ目が目立っています。また、ニトリのシール壁紙はきれいに貼り付けられましたが、同じ要領で作業しても、どうしてもシワができてしまいました。それだけではなく、数日後には空気が入って目立つ箇所が増えたりしています。
こちらのニトリ社以外のシール壁紙は、現在では貼り付けから半年以上経過していますが、やはりシール壁紙は品質含めニトリの「貼ってはがせるシール壁紙」であれば間違いない!と我が家では感じています。
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