2019年2月にタイムズカーシェアを契約し1年6ヶ月経過しましたので、まとめてみました。
購入かシェアカーにするか悩んでいる方にとって役立つ内容です。
なぜ車を所有せず、カーシェアリングを利用するのか。
まず、なぜ車を所有せず、カーシェアリングを利用しているのか。そこをまずお伝えします。
カーシェアリングは、車を所有するよりコスパが良い
これはよく言われることでもありますが、平日は仕事のため利用する機会が基本的にはないとし、土日程度と考えた場合、月最大で8回、平均で4回前後くらいだろうと考えていました。
それに対し、ローンで購入した場合の支払い、駐車場代や保険などの維持費で月数万円の固定費がかかることを考えると必要なときに必要なだけ使えるカーシェアリングがライフスタイルに合っていると考えていました。
”固定費”は新たなお金を生み出さない要素なのでできる限り高めたくないですね。
カーシェアリングは、複数の車に試乗できる
カーシェアリングは、いろいろな車種に試乗できるというメリットがあります。私の住んでいる地域でも、徒歩10分圏内にカーシェアリングスポットが6箇所あります。そのうちタイムズカーシェアは4箇所あり、車種もそれぞれバラバラです。5人乗りのデミオやNOTEなどのコンパクトカー、7人乗りのシエンタから、BMWのセダンやミニクーパーもあります。
行き先や目的に応じて、乗る車を変えられるという点も一つのメリットです。
子供が小さいうちはコンパクトカーでもなんとか大丈夫ですが、子供が大きくになるに連れて少し広めのファミリータイプにする必要が出てきたりすると思います。ライフステージに合わせて車種も利用できる点もメリットですね。
なぜカーシェアサービスのうち、タイムズカーシェアを契約したのか。
カーシェアリングサービスを利用するメリットを紹介しましたが、次はなぜタイムズカーシェアを契約したのかをお伝えします。
カーシェアリングサービスといってもすでに複数社がサービス提供しています。
住んでいる地域にカーステーションが多い
2020年6月現在、他カーシェアリングサービスのステーションは多いところでも、全国で2,000箇所に対し、タイムズカーシェアリングは13,000箇所以上と6-7倍です。
実際、先にも書いたように、私の自宅から徒歩10分圏内にある6箇所のうち、4箇所はタイムカーシェアです。多いと乗車時に選べる種類も多いし、使いたいときに空きがなかった!ということも起きにくくなります。
タイムズカーシェアは乗車予定日の2週間前からしか予約できないのですが、カーステーションが多いと、”先に旅行の予定を組んだけど、車予約できなかったらどうしよう・・”という心配はしなくて住みますね。
自家用車、レンタカーとここが違う!タイムズカーシェアの特徴
カーシェアリングサービスのタイムズカーシェアが、購入した自家用車とレンタカーと違う特徴を紹介します。
乗車には会員カード1枚でOK
契約をすると会員カードをもらえ、その会員カード1枚でシェアカーを利用することができます。申し込みも全てWEBかアプリから行え、ちょっとした保険に入るかいなかも申込時にせんたくができるようになっています。
ガソリン代が込みの料金なので満タン返し不要
利用料金にはガソリン代が含まれていますので、レンタカーによくある満タン返しは不要です。また、ガソリンが半分以下になった場合の利用者が、給油するルールになっているのですが、給油した利用者は、会員ポイントが貯まる仕組みになっています。
15分単位から利用可能
お得な6時間パック、12時間パックなども用意されていますが基本的には、15分単位で利用が可能です。ちょっと時間が過ぎそうという場合も、返却予定時間後が空いていれば、アプリから延長希望することも簡単にできます。
ジュニアシートが全ての車両に常備
ジュニアシート(年齢の目安:4歳から10歳)が全車両に装備されています。このあたりもレンタルでは全てオプションになってますのでファミリーには嬉しい限りです。
チャイルドシートは対象のステーションでのみレンタルやっているようですが、我が家ではチャイルドシートを購入し、自宅保管しており、乗車するとき運んで設置するということをしています。
我が家では、0歳〜12歳まで利用できるチャイルドシートを購入したので、しっかりしていて結構重さあります・・・。
タイムズカーシェアの契約から乗車にかかる料金はどうなっているの?
次にタイムズカーシェアの料金体系について紹介します。
まず大きくわけると以下の4つがあります。
- 初期費用
- 月額基本料
- 利用料金
- 補償制度オプション
それぞれについて説明します。
タイムズカーシェアの初期費用は?
タイムズカーシェアの初期費用は、入会時にかかる会員カードの発行料があります。
カード発行料:1,650円(1人/1枚)を1回だけ支払い
夫婦で運転したい場合は、会員カードがないと利用できません。例えば、夫婦でタイムズカーシェアを契約している我が家は、わたしと妻それぞれで会員カードを発行し、どちらでも運転できるようにしているため、合計で3,300円が入会時にかかりますしたが、それだけです。
タイムズカーシェアの月額基本料金は?
タイムズカーシェアの個人で利用できるプランとしては、大きく3つ存在します。
最も高い月額基本料金でも880円なので毎月数万円かけて所有をするよりもとてもお得です。
- 個人プラン(月額基本料金:880円、無料基本料金:880円)
- 家族プラン(月額基本料金:880円、無料基本料金:880円)
- 学生プラン(月額基本料金:0円、無料基本料金:880円)
個人プランと家族プランの違いは、1人分の利用料金で個人プランは1名のみ利用、家族プランは家族全員が利用できるかの違いだけです。妻も運転する我が家は家族プランに加入しています。
プランごとに、月額基本料金と無料基本料金という考え方があり、簡単に説明するならば、”月額基本料金でかかる料金を、その月にカーシェアリングを利用した場合に充当できるものが無料基本料金”という仕組みになっています。
1回乗車した場合)
基本利用料880円+(乗車利用料6,000円-無料基本料金880円)=6,000円
1回も乗車しなかった場合)
基本利用料880円のみ
タイムズカーシェアの利用料金は?
では、次に乗車ごとにかかる利用料金について説明します。
乗車料金は、利用時間 + 乗車車種のクラス + 6時間以上利用の場合、距離料金 で決定されます。
利用料金はこちらです。ベーシック(デミオ、アクアなど)、ミドル(シエンタ)、プレミアム(フリード)と車種のランクごとに料金が変動します。
ベーシック | ミドル | プレミアム | ||
時間料金(15分単位) | 220円 | 330円 | 440円 | |
最大時間料金 | 6時間まで | 4,290円 | 6,490円 | 8,690円 |
12時間まで | 6,490円 | 8,690円 | 13,090円 | |
24時間まで | 8,690円 | 11,990円 | 18,590円 | |
36時間まで | 11,990円 | 16,390円 | 25,190円 | |
48時間まで | 14,190円 | 19,690円 | 30,690円 | |
72時間まで | 20,240円 | 28,490円 | 43,890円 | |
ナイトパック(18:00-翌9:00) | 2,640円 | 3,960円 | 5,280円 | |
距離料金 ・6時間以上ご利用で利用開始時からの走行距離に対して課金 ・ナイトパック:利用開始時からの走行距離に対して課金 | 16円/km | 16円/km | 16円/km |
我が家ではよくミドルクラスを利用しています。過去にシエンタがベーシッククラスだったのか料金が違いますが、36時間パック12,000円を利用し、2日間の家族旅行に行ったときの明細があるので参考に掲載します。
走行距離357kmに対し、16円/kmなので5,712円の距離料金がかかっています。
合計金額は18,021円なので2日間レンタカーを借り、ガソリン代を実費で入れた場合とだいたい同じくらいなのではないでしょうか。
シェアカーが効果を発揮するのは気軽に細かい時間単位で借りられる部分でもありますので、長時間、長距離利用はレンタカーとあまり変わらなくなってきます。
最大72時間(3日間)なので、4日以上利用したい場合はレンタカーになりますね。
タイムズカーシェアの補償制度オプションの加入
最後に補償制度のオプションについて説明します。
以下の対人、対物、車両、人身傷害などの基本的なものは会員には適用されるようになっています。
対人補償(他人を死亡させたり、けがをさせたりした場合の補償)/1名につき 無制限 (自賠責保険 3千万円を含む)
タイムズカーシェア公式サイト内の「補償制度について」より
対物補償(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)/1事故につき 無制限 (対物免責額 0円)
車両補償(タイムズカーシェアの車両に損害があった場合の補償)/1事故につき 時価額 (車両免責額 0円)
人身傷害補償(ご自身や同乗者が死傷した場合の補償)/1名につき 無制限
搭乗者の自動車事故によるケガ(死亡・後遺障害を含みます)につき、運転者の過失割合に関わらず、損害額を補償します。(限度額無制限:損害額認定は保険約款に基づき保険会社が実施いたします)
※搭乗者傷害は付保されておりません。
ここで紹介するオプションの補償制度は、以下のような急なトラブル時における実費負担が免除されるものです。
- 事故を起こしてしった際のNOC2万円または5万円
- バッテリーあがりにより利用中に発生した実費金額
- ガス欠により利用中に発生した実費金額
- タイヤがパンクしてしまったことにより発生した実費金額
- キーのインロックにより出勤・作業が発生した実費金額
- 対象に関わるレッカーなどの利用費用
これらの実費が免除される補償制度は1回あたり330円/利用で加入できます。
複数日利用する場合も利用としては1回なので330円のみになります。
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